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職務専念義務を誤解していませんか?

職務専念義務を誤解していませんか?

正しい理解

義務の反対って、答えられますか?

 

「権利」です。

 

教師の仕事、教師のあり方など

  • 「教師はこうあるべきだ」
  • 「教師はこうしなくてはならない」

など、義務ばかりが増えて、うんざりする昨今。

息苦しさを感じて、窒息してしまいそうです。

 

私たちには、より豊かな生活を送る権利があるハズ。

その豊かさをもたらすのは、心の余裕や、生きがいが必要になってきますが、お金の余裕も大事になってくると私は思っています。

 

しかし、教師を続けていて「お金の余裕」を生み出すのは容易ではありません。

お金の余裕を生み出す身動きが取れない、といってもいいでしょう。

 

なぜなら

  • 職務専念義務
  • 信用失墜行為の禁止

など、大きな足かせ、重たい鎧があるからです。

 

でも、ひょっとすると、これらの足かせや鎧は

あなた自身でより大きなもの、より重たいもの

と考えちゃっているかもしれません。

 

そこで本日は

より豊かな生活を送る=お金の余裕というところにポイントを絞って

 

教師が遵守しなくてはならない義務

  • 信用失墜行為の禁止
  • 職務専念義務

についてお話ししたいと思います。

 

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公務員である教師には、信用失墜行為の禁止と職務専念義務がある

教師は誰でもなれるわけでなく、教員免許を取得して、さらに教諭であれば採用試験に合格して、ようやくなれる職業です。

中高生に聞く「なりたい職業ランキング」では、依然として上位に食い込むほどの人気職。

 

しかし実態はどうかというと、ご存知の通り、決していい環境とは言えないと思います。

 

「先生になれたんだ!」

と希望を胸に抱き、誓約書も書いて、教師人生がスタートしたはずです。

 

しかし、「教師に厳しい」時流もあって、教師が生き辛くなった、と思うのは私だけではないはずです。

 

なぜ、こんなにも生き辛くなったのか?

それは、教師が順守すべき法律「地方公務員法」の、特に、次の2つについて、社会全体及び上が過敏に反応するようになったからです。

 

(信用失墜行為の禁止)
第三十三条  職員は、その職の信用を傷つけ、又は職員の職全体の不名誉となるような行為をしてはならない

引用 地方公務員法

 

(職務に専念する義務)
第三十五条  職員は、法律又は条例に特別の定がある場合を除く外、その勤務時間及び職務上の注意力のすべてをその職責遂行のために用い、当該地方公共団体がなすべき責を有する職務にのみ従事しなければならない

引用 地方公務員法

 

公務員である以上、法律を順守すべき立場だというのは、世間から言われなくても、とっくにわかっています。

 

地方公務員法、特にこの2つの条文って

教師のガイドライン

ではなく

教師のマニュアル

になっているように思うのです。

 

例えていうなら

自分を守るための盾ではなく、相手(世間)が攻撃するための武器

になっているんじゃないかな?って。

 

さらに言えば

(服務の根本基準)
第三十条  すべて職員は、全体の奉仕者として公共の利益のために勤務し、且つ、職務の遂行に当つては、全力を挙げてこれに専念しなければならない。

引用 地方公務員法

この「奉仕者」という部分を切り取って

「労働力を提供する」という意味ではなく、言葉本来の「利害を求めず、私心を捨てて尽くすこと」

に、その価値を置いている時流があります。

 

だからこそ、教師の長時間勤務問題でも取り上げましたが、平気であれもこれも仕事が舞い込んで来てしまいます。

 

教師は、奴隷ではない

奴隷とは、権利と自由を持たず、主人の支配下で強制・無償労働を行う人のことをいいます。

 

教師はまさに

より豊かに生きる権利と自由を持てず、生徒又は保護者、管理職や教育委員会の支配下で、強制労働を行っている

といっても過言じゃないと思います。

 

さすがに、給料はもらえますので、無償という言葉は省きました。(労働に対する対価としては不十分なので加えてもよかったかもしれませんがw)

 

そんな職業である教師を目指したいと思う中高生が多いのは、この国の行く先を占っているようにも思えますが、おそらく

良き指導者

と巡り合えた子たちか

安心安定を望んでいる子たち

が、そこに希望を見て、目指してくれているのだと思います。

 

良き指導者とは、心が豊かな人

良き指導者の定義なんてあるのかどうかも知りません。

ただ、あなたが出会った教師の中で「良き指導者」といえそうな人がいたとすれば、おそらくこんな人じゃないですか?

 

誰かから見返りを求められなかったとしても、助けてくれた先生

 

実はこれ、「心が豊かな人」の行動なのです。

 

ちなみに、心が貧しい人は、「見返りを求めなければ、助けてもらえない。」と考えます。

 

教師は心が豊かな人がなるべきです。教師になってから心を豊かにしていく、といってもいいかもしれませんね。

だって、教師は奉仕者で、「利害を求めずに私心を捨てて働かなくてはならない」のですから。

 

心を豊かにする方法は簡単です。心に余裕をもつことです。

 

そして、これを手っ取り早くおこなうためには、お金が必要になってきます。

 

教師は安定…なのか?

教師といえば、公立と私立では若干異なるものの

安定

と言った世間のイメージがあります。

 

教師を辞めたいと考えているあなたに。という記事の教師を辞めると失うものでも触れましたが、高校の教諭でいうと、平均年収は

330万円からスタートして、右肩上がりに増えていき、平均では650万円もらえています。

ピークは50代前半で、約850万円。

 

この統計が示すように「公務員は、安定してお金を得ることができる」という見方におよそ間違いはないですが

  • 「お金に不自由しないか?」
  • 「未来に不安がないか?」

と言われると、そうとも限りません。

 

だって、お金が必要となる世代(20代後半から40代)で平均すると550万円前後。

30代では450万円~500万円ほどです。

 

民間の平均年収は400万円台(30代では350万円~)と言われているので、民間との差は1年で50万~100万円。

ひと月でいえば

↑8万円/月

ほどの開きです。

 

この8万円をもってして

  • 「奴隷的」な働き方ができる
  • 心の余裕を生み出すことができる
  • 今のままで大満足である

というのであれば、この先をお読みいただく必要はないので、本日は以上になります。

お読みいただきありがとうございました。

 

月8万円だけでは、「心を豊かにする」までたどり着かない

そもそも、なぜ

教師が「安心・安定」で、「嫉妬にも似たような感情」を持たれつつ、「世間から羨ましがられる」か?というと、私たちよりも(だいぶ)上の、先輩たちが、たくさん「甘い汁」を吸ってきた

からに他なりません。

  • 退職金は2500万から3000万円
  • 働きたければ、関係省庁、関係機関(大学、自治体)への好条件再就職
  • 年金だけで年収600万円の生活

どれも、すでに学校を去った人たちがしてきたことです。

 

そして残念なことに、その甘い汁を吸ってきたしわ寄せは、あなた達のような後輩にやってきています

  • 定年の引き上げ
  • 教師の評価制度
  • 免許更新制度の導入
  • 公務員の特権であった年金の上乗せ部分の消滅
  • 少子高齢化、税金の無駄遣いという、世相の反映に伴う、公務員給料の削減や社会保険料の増額

など、しわ寄せの影響を挙げれば、きりがありません。

 

そして、さっき触れましたが「地方公務員法を武器にして、押し寄せてくる世間からの攻撃」に耐えながら、さらには少子高齢化の影響

  • 学校の再統廃合
  • 早期退職を勧められる可能性
  • 事務職(教育委員会や裏方業務)に籍を移される可能性

といった、教師の環境の変化に対するリスクにも備えなくてはなりません。

 

これらを考えながら、自身の健康(事故や保険、将来の備え)も考えつつ、良き指導者に必要不可欠な、心に余裕がある生活もしなくてはいけない。

 

はっきり言って、この先の待ち受けている教師人生を想像すると、とてもじゃないですが
月8万円プラスくらいの「安心、安定」だけじゃぁ、奴隷的な扱いを受けながら心に余裕を持つことはできない
です。

 

だからこそ、この月8万円以上のお金を、自分で作り出さなくてはいけないのです。

 

教師には職務専念義務があるから、副収入を得てはダメなんでしょ?は間違い

裁判

冒頭説明したように、教師に限らず公務員は

職務専念義務

という法律を遵守しなくてはならない立場です。

 

しかし、中には、職務専念義務を誤解して

  • 「副収入を得てはいけない」
  • 「副業をしてはいけない」

と考えている人が多いです。

 

この考えは、半分正解ですが、半分は不正解です。

 

教師も副収入を得ていいです。

もちろん校長(ひいては教育委員会や人事院)に届出をして、さらにはその人らの許可が必要ですが。

まぁ、この辺りは知っている人も多いとは思いますが、確認の意味でお話ししています。

 

 

副収入を得る方法としては、大きく

  • 労働の対価とするもの
  • 資産運用

の2種類に分けられます。

 

そしてそのどちらとも、許可が下りれば行って良い、と法律で定められて居ます。

第三十八条

職員は、任命権者の許可を受けなければ、商業、工業又は金融業その他営利を目的とする私企業(以下この項及び次条第一項において「営利企業」という。)を営むことを目的とする会社その他の団体の役員その他人事委員会規則(人事委員会を置かない地方公共団体においては、地方公共団体の規則)で定める地位を兼ね、若しくは自ら営利企業を営み、又は報酬を得ていかなる事業若しくは事務にも従事してはならない。
2  人事委員会は、人事委員会規則により前項の場合における任命権者の許可の基準を定めることができる。

参照 地方公務員法

 

公務員は、信用失墜行為をしてはならない

 

という大前提がありますので、何でもかんでもOKとならないのは仕方がないのですが、職務に専念していれば、副収入を得てもよい、ということなので

自分が(職務中に)具体的な行動をせずに得た収入ならば、認められる。

ということです。

 

いいですか?

細かいことを抜きにすると、ポイントは

  • 職務に支障がでない=主に勤務時間外での活動による収入である、または自分が直接業務時間中に動かなくても得られる収入である
  • 営利目的じゃない(自営じゃない)=相続によって譲り受けたもの、または比較的高額になら無い金額の収入である事
  • 任命権者(地方自治体の長または教育委員会)の許可がある事

これらを満たせば、教師だって副収入を得てもいいんです。

 

2016年1月には、懲戒処分を受けた例も

ご存知の方も多くいらっしゃるかも知れませんが、2016年1月に佐賀の消防署職員が、無許可で賃貸料収入を得ていたとして懲戒処分を受けています。

 

佐賀広域消防局は19日、マンションや駐車場などの賃貸収入で年間約7千万円を得ていた北部消防署警防1課富士出張所の男性消防副士長(43)に対し、兼業を禁止する地方公務員法に違反したとして減給10分の1(3カ月)の懲戒処分にした。
同消防局によると、消防副士長は自己名義でマンション4棟、駐車場3カ所など15物件を佐賀市内や福岡、熊本県内などに所有、賃貸収入を得ていた。2014年の年収が約7千万円で、確定申告もしていた。昨年10月、住民からの通報を受けて発覚した。副士長は「2005年ごろから父の家業(不動産業)の手伝いで不動産の購入や賃貸をしていた」と話しているという。

引用 佐賀新聞記事 2016年01月20日 09時50分

記事によると、この消防署職員の方は

年間7000万円(すげー!!)の収入を、無許可で得ていた

ということです。

 

う、うらやましいぃ・・・

はっ?!つい本音が

 

金額の多寡も影響はあるでしょうし、無許可でというのも大きな問題ですが、どうやら

その消防署職員は、父親が経営する不動産業を手伝っていた

と言うところが、副業規定違反に引っかかっていたから、という見方が大きいようです。

 

要は、このかたの行っていたことが

自営に該当すると(営利目的によるものと)判断された=職務専念義務違反とされた

ということでしょう。

 

ちなみに、懲戒処分である

減給10分の1、3ヶ月間

というのは、比較的重い部類に入ります

 

この方が、副士長という責任あるポジションだった、というのも大いに関係していると思います。

 

この事例から学べることは

  • 事前にしっかりと許可をとること
  • 不動産会社(この場合は父親が経営する不動産会社)に管理の一切を任せていれば、懲戒処分は避けられた可能性が、非常に高かったこと

です。

 

まぁおそらく7,000万円ともなると、許可は下りなかったかもしれませんけどね。

ってかそもそも収入額でいうとどっちが副収入かわからないですし…。

 

職務専念を正しく理解し、心とお金に余裕をもつには?

ついつい

  • 教師は、常に世間様の目を気にしなくてはならない
  • 信用失墜行為という法律のせいで、24時間びくびくしていなくてはならない
  • 何でもかんでも学校のせい、教師のせい。いい加減うんざり。
  • 教師がすべての教育を担っている・・・家庭の役割は無いのか?
  • 奴隷的な扱われ方、仕事の仕方

などなど、次々とあふれ出す、愚痴、不満、苦労。

 

このすべてを受け止め、消化するために与えられた金銭付加価値

月8万円

です。

 

そこに、健康を維持しながら

心に余裕をもつ

ことまでしなくては、良き指導者とはなれません。

 

もしこれを読んでいるあなたが

そんなこと、月8万じゃ無理!!

と思うのであれば、若い今のうちだからこそ

財テクか、転職

をするなど、今すぐ行動に出るべきです。

 

よくよまれている記事

 

焦る必要はありませんが、気づいた人からすでに始めていますよ。

あなただけが取り残されないようにだけ、気をつけてくださいね。

 

最後に

教師は、公務員である以上法律遵守は絶対です。

しかし

副収入を得てはダメだ!とはされていません。

 

自分の思い込みや、世間の風潮などで、自分自身を萎縮させないでくださいね。

 

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