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教師の給料、30代・地方・高校教諭の退職金も公開!教師から転職をすべきか?

教師の給料、30代・地方・高校教諭の退職金も公開!教師から転職をすべきか?

「安定」と言われる公務員の仕事。

 

しかし、その安定を捨ててまで、転職したいと考えるコトはあるでしょう。

「安定と言われた職を捨てる=給与などの変化はどのくらいなのか?」

と不安になりますよね?

 

もしくは

  • 将来設計をするために、お金のコトを知っておきたい。
  • 単純な、興味本位で。

ってことも、あるのかな?

 

理由は様々でしょうが「教師の給料、退職金」って、知りたくないですか?

そこで本日は、気になる教師の給与や退職金について、私の場合を例に、情報を共有したいと思います。

 

教師の給料(私の場合)

私は

  • 地方都市
  • 30代
  • 高校教諭(全日制普通科)
  • 扶養あり
  • 教諭年数7年
  • 前歴加算は特に無し

でした。

 

同じ30代だとしても、前歴加算の有無や、地方都市と都市部、校種(小中高)などの違いによって基本給が1割~2割ほどは、変わります。

 

手当についても(同校種、同年代だどしても)

扶養の有無や通勤方法で、当然大きく変わってきます。

 

特に、大きいのが

  • 普通科教諭じゃなく工業科教諭であれば、いわゆる「産振手当」という手当が、自動的に付きます。(昔は給与の10%。今は5%。結構大きな額ですよね。バブルの名残です。)
  • 全日制じゃなく定時制であれば、「定時制手当」が自動的に付きます。(こちらも、今は5%になっているところが多いかな?昔は10%だったけど。)

この「産振手当」と「定時制手当」は、手当の額が大きいですね。

 

同じ30代教師でも、地域や校種によって基本給は、1~2割ほどは違う。

同じ30代高校教師でも、工業科や定時制であれば、自然と付く手当もある。

 

こんなところも念頭に置きながら

早速、教師の給料を見ていきましょう。

 

基本給の変化

平成28年と平成23年の給与比較

例えば、平成23年4月と、平成28年4月を比較して見ると

  • 平成23年4月 245,128円
  • 平成28年4月 302,848円

なので、給料は5年間で約57,000円UPしています。

 

単純計算すれば

11,400円/年 UPした

ということ。

 

これは、私が特別でもなんでもなく、教師の給料UPはだいたい

  • 30代後半から40代前半が上げ幅のピークで
  • ピーク時には、約13,000円/年 UPする

と言われています。

 

反対に、50代を迎えると頭打ちとなり、ベースアップはほとんどありません。

 

1年で10,000円以上も「継続して」ベースが上がっていくのは

中小企業や零細企業、または派遣業などでは、なかなか考えられないこと。

 

このあたりが

公務員は、安定

と、良くも悪くもいわれるところです。

 

民間とずれている部分でもあるかな。

教師が民間とズレているな、と感じる仕事に対するプライドの話

 

手当や手取りについて

この基本給を軸として

  • 通勤手当
  • 扶養手当
  • 特業手当

などの手当が付いて

  • 所得税
  • 共済組合短期(健康保険料)
  • 共済組合長期(年金)

などの、いわゆる税金関係(社会保険料)などが引かれます。

 

あなたは知っていたとしても、ここであえて言わせてください。

教師の残業手当はありません!!!!!

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1日8時間の就業時間を超えた場合に支払われるべき「残業代」

教師には、1円たりともありません!!(法律上の問題)

 

残業代に相当すると言われている「教職調整手当」(給与の4%)は

(私の場合)給料の中に含まれちゃっているので、ぱっと見はわかりませんが、おそらく入っています。

 

「よくわからない」という意味で似ているものとして「義務教育等教員特別手当」というのがあります。

義務教育等教員特別手当というのは

教員の給与を一般の公務員より優遇することを定め、教員に優れた人材を確保し、もって義務教育水準の維持向上を図ることを目的

とした「人材確保法」に基づいて決定された手当のことです。

(残業代に相当する教職調整手当は、”給特法”が拠り所です。)

 

この「義務教育等教員特別手当」は、義務教育教諭に限らず

すべての教職員に、給与の号給によって決められた一定の金額が支給されます。

(数千円程度、私の場合4,300円)

※これは明細に項目として出ているので、もらっている額がすぐにわかりました。

 

義務教育と付いている「義務教育等教員特別手当」は、義務教育じゃなくてももらえる。

 

このあたりからしても、教師の手当・・・ってか

教師の給料に関する法律は、ごちゃごちゃしすぎていますね。

 

おっと、話がそれました。

 

とりあえず

「教師は、残業代が出ない。」

このことが、同じ公務員でも「役所勤め」の人とは違います。

※役所で働いている人も、潤沢にもらっているわけではありませんから、誤解しないでくださいね。

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平日の残業代は一切ありませんが、土日祝の部活動は「特殊業務手当」として支払われます。

(勤務時間外労働に、変わりはないのにね。)

 

手当の金額は、業務に携わった時間で計算をすれば

300円/時

あればいい方です。

 

ちなみに、土日祝の部活は手当としてもらうか「代休」「振休」として、休みとしてもらう(後日、休みを取る)こともできます。

休みが取れそうな時期があるなら(テスト前・テスト期間中・長期休業中など)

時給300円をもらわない代わりに、休みを取ったほうが有意義なことも多いかもしれません。

 

 

余談ですが、特業手当である「時給300円」というは

警察や消防などの「残業代」と同じ

と聞いたことがあります。

 

身の危険と常に隣り合わせである職業の人と、同じ金額設定。

 

そう考えれば

「マジ、土日の部活、勘弁・・・。」

と嘆いている、「イヤイヤ部活動顧問をしている人」でも、それなりの「励み」や「重み」は、持てるのでしょうか?

・・・私には絶対ムリ!

 

再び脱線しましたね・・・バックオーライ。

長い長い話になってしまいましたが、手取りの話に戻します。

 

手当や、税金関係を考えれば

30代前半の手取りは、およそ27万円。

これが、教師の給料。これが、現実です。

 

教師の平均給料はどうなのか?

私としては、平均を聞かされるよりも、具体的な数字として知りたいと思ったので

「自分が実際にもらっていた額」

を公開し、それを「教師の給料」として話しましたが

やはり給料は、地域に因っても大きく変わるものなので、全国平均も知っておいた方がいいかもしれません。

 

高校教師給与年代別
出典 賃金構造基本統計調査(平成27年度)

私は高校教師で、なおかつ高校教師の給与が(小中学校に比べて)教師の中では一番給与が高いので、高校教師(高校教諭)の給与を伝えます。

 

高校教諭の年収は、平均で約650万円です。(男性約700万円、女性約600万円)

でも、この平均年収は、上が大きく押し上げているにしか過ぎません。

 

さらにいうと、これは基本給の推移なので、あまり実感もわきません。

 

実質的な「手取り」で考えれば

30代教師の平均年収は、450万円~500万円

といったところに、落ち着くハズです。

 

単純に月割り+ボーナスで考えれば

月手取り30万円前後、ボーナス60万円前後(年2回、計120万円)

といったところ。

  • 財政が潤っている都道府県・市町村であれば、この平均。または1~2割増し。
  • 反対に、私の自治体みたいなところであれば1~2割減。

といったとこですね。(私は手取りで約27万円)

 

ってことは、民間の平均年収(全世代)が400万円台のご時世ですので

30代にして、およそ民間の平均以上はもらっている

とは言えそうです。

 

ただ、この民間の平均も「大企業~零細企業まで、じじいから新入社員も含めて」はじき出された数字でしょうから、そんなに当てにならないかな。

 

少なくとも、ボーナスが

安定して月給の2か月前後相当、年2回。

これが、でかい。

 

ボーナス額は、景気に左右されます(減額は民間と同時期、増額は民間の一巡後)が、それでも

「必ず支給される」

というのが、大きいですね。

 

逆に言えば

ボーナスを含めるからこそ、民間の平均以上を稼いでいる。

といえそうです。

 

教師の退職金は?

次に気になるお金は、退職金です。

退職金は、早期か定年かに因って大きく変わるし、また採用年数によっても大きく違います。

 

とりあえず、論より証拠。

私の場合は、こちらです。

退職金試算

年度途中で試算してもらった額なので、一部「勤続年数6年」と表記されていますが、これが

  • 地方都市
  • 30代
  • 高校教諭(全日制普通科)
  • 扶養あり
  • 教諭年数7年
  • 前歴加算は特に無し

で辞めた時にもらえる「教師の退職金額」です。

 

その額、983,698円

 

あくまで試算なので、実際辞めるときの金額とは違いますが、そんなに大きくずれていません。

この金額から、控除額等を計算されたのち、所得税や住民税を引かれ残金が手元に残ります。(詳しいコトは、割愛)

 

 

だいたい、公務員の退職金(手取り額)は

勤続年数10年未満であれば、退職時の手取り×勤続年数×0.5

それ以上であれば、退職時の手取り×勤続年数

で考えて、問題無いと思います。

 

ちなみに私の場合も、試算で計算すれば

手取り27万×7年×0.5=94.5万

となるので、あながち的外れな計算じゃないことは、分かってもらえると思います。

 

二昔前なら、定年まで働いて「基本給×勤続年数×1.2」ほどもらえていた様ですが(マジでもらいすぎ)

既に、今の50代後半の人達がもらえるべき退職金は、数年前に比べて減額(300~500万円ほど)されはじめているので

 

今の30代が定年退職する、約30年後ではおそらく

退職時の手取り金額×勤続年数×0.8~0.9

というのが、一つの目安になっていると、私は思います。

 

ちなみに、勤続年数7年で、約100万円の退職金は、多い方だと感じます。

この辺りも「公務員は安定」といわれる由縁かな?

 

教師の給料で満足できないのであれば

「民間の平均で良し。」

「退職金を励みに、努力することができる」

のであれば、まったく問題は無いでしょう。

 

大手企業に比べれば低いですが、中小企業や零細企業に比べれば、毎月の給料だって高いことには違いありませんからね。

 

特に教師は、お金に無頓着な人も多いから、それでいいって思う人も多いんじゃないのかな?

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また、お金ではなく

休職制度や育児手当などの福利厚生、ローンの組みやすさ

などを、メリットに思う人も、相当数居ると思う。

 

ただ、(過酷な)勤務状況を鑑みて「キチンと労働に見合った報酬を受け取っているか?」ということをだけを考えれば

月8万円だけでは、「心を豊かにする」までたどり着かない

でも書きましたけど

「とても満足出来ない!」

と思う人も、居るハズです。(少なくともココにいます。)

 

そんなあなたに、一つ伝えるとしたらこれです。

「やりがい」を見いだせるかどうか?

です。

 

教師の給料に満足できるかどうかは、やりがいにかかっている

ここからは

「教師の給料に、不満があるんだけど…。」

という方に向けて、もう少しだけ話をします。

 

教師は、いくら残業しようが、いい結果をもたらそうが、見返りは一切ありません。

 

「きちんと評価をしてくれる」という制度も、ありません。

「教員評価制度」なんて、マイナスに働くことはあっても、プラスにはたらくということは、ほとんど期待できませんからね。

 

今の現状で満足できないのであれば、自らが動かなければ、絶対に好転しませんよ?

国や地方は、守ってくれません。

 

そこで判断基準として、大事になってくるのが

「やりがい」

です。

 

やりがいがある・なしによって、次の一手が変わる

  • あなたがしている仕事に「やりがい」を感じている。
  • しかし、給料が低くて(低く感じて)嫌だ、不安だ、心配だ。

という方。

 

そんなあなたは、「公務員の強み」を活かして、財テクをするべきです。

 

 

反対に

  • あなたがしている仕事に「やりがい」を感じられない。
  • 給料は落としたくない、ステップアップしたい、キチンと評価されることをしたい。

と思う人は、「自分に素直」になって、転職を考えるべきです。

 

転職は、前職を続けながら探すのがセオリー。

今すぐにでも辞めたいと感じている人は、ちょいと待ってくださいね。

取り返しがつかなくなってしまうかもしれませんから。

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教師を辞めたいと考えているあなたに、読んでほしい内容をまとめました。

 

まとめ

30代教師の給料は27万円。

全国平均でいえば、30万円。

 

30代教師がもらえる退職金は、だいたい100万円。

 

これが、現実です。

 

「公務員は安定」と言われるのは

  • ベースアップが、1万円/年
  • ボーナスが必ず年2回支払われること(それにより、民間の平均以上の年収となっていること)
  • 休職や育児などの福利厚生が、きちんとされていること

だからでしょう。

 

しかし、「実労働環境」を考えれば、納得できることばかりではありません。

 

そこで大事になってくるのが「やりがい」を、もてるかどうか。

 

やりがいはあって、給料に不満があるなら「財テク」を

やりがいもないなら、「転職」を

 

教師の(公務員の?)悪い癖ですが、「上はきちんと見ていてくれるハズだ」というのは、妄想です。

上はそこまで、キチンと下を見ていないことが多いです。

 

一度きりの人生、自分に素直になって、後悔の無いようにだけはしたいものです。

 

そういった意味で、私は

教師からの転職は、アリ

だと思っています。

 

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