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高卒求人をお考えの人事の方必見!高校教師経験者がハローワークでは決して教えてくれないこと語る

高卒求人をお考えの人事の方必見!高校教師経験者がハローワークでは決して教えてくれないこと語る

話合い

本日は、実際に高校教師としてその現場にいた経験を基に

効率的・効果的な高卒求人についての情報

を、高校現場目線からお伝えしたいと思います。

 

なお、私が経験していた高校は関西の学校なので、それ以外の圏内とは勝手が違うかも知れませんこと、先にお伝えしておきます。(統一応募用紙とか、趣旨違反とか)

 

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今や売り手市場だということ

2011年の東日本大震災、2008年のリーマンショックなど、数年周期で経済を大きく揺るがす事態が起こり、高校の求人もその影響を受けてきました。

しかし、東京オリンピック特需の影響なのか、アベノミクスの影響なのか、少子高齢化の影響なのか

2012年から徐々に求人数は増え始め、冒頭のように23年ぶりの高水準とまで言われるようになりました。

 

しかし、実際に会社の人事担当の方と直接お話をさせていいただくと

【業績が上向きだから積極的に採用を進めたい】とお考えの企業よりも

【少々無理をしても5年後、10年後の会社内の年齢構成を考えると今採用しておきたい】とお考えの企業が非常に多い

ことがわかります。

 

今はどこも少子化が進んでおり、地域にもよるでしょうが、概ねこの先3~5年間で、都道府県内に存在している学校の1校~3校分の全校生徒が居なくなります

要は

「退職者が控えているので、将来的には採用したい。」と考えているのに、その先である数年後を迎えると、生徒自体がいなくなっている。

こんな自体を迎えることとなります。

高卒求人 ハローワーク

【少ない人材をみんなで取り合っていく】

【青田買い】

というような今の状況は、この先大きな経済的転換を迎えない限り、ますます加速していくと思われます。

 

そのため、高校の先生と密に連絡を取り

教師から推薦をもらえた生徒であれば、無条件で内定を出す

としている企業さえあります。

 

進学で言うところの、指定校推薦みたいなものですね。

 

そのくらい、どこの企業でも、必死に高校生を集めようとしています。

まずは、この状況を知ってください。

 

何も都道府県内の企業ばかりが相手ではない

この1、2年で徐々に新規企業(今までお付き合いの無かった他府県の企業)からの高卒求人が増えているようです。

今までにも他府県から求人はありました。

 

しかしどちらかというと、生徒にとって無縁のような(地方の専門高校に、首都圏サービス業からの求人のような)求人であったため、特段注視すべき動向ではありませんでした。

しかし、ここ数年は1つの高校に集まってくる求人票のおよそ1~2割は、近隣の他府県から生徒が希望するような職種、業種の求人票であるといいます。

自由に選ぶことが出来てしまう

生徒数は減少、かたや求人は近隣他府県の企業まで参入してきて、増加の一途。

そんな中で、人材を採用、確保していかなくてはなりません。

今は、生徒が自由に就職先を選べる時代
この「完全なる売り手市場」ということを理解した上で
  • 採用に向けて何が出来るか
  • 何が必要になってくるか

を見いだすことが重要と言えます。

 

高卒求人が23年ぶりの高水準

2016年9月に、厚生労働省が発表した情報によると、就職を希望する高校生に対する求人数が1.75倍だということで、バブル期並みに迫っているようです。

さらに、厚生労働省が2017年4月に発表した3月の有効求人倍率(季節調整値)は、前月より0.02ポイント高い1.45倍で、こちらもバブル期の1990年11月以来26年ぶりの水準だということだそうなのです。

未だ大学進学率は高く、大卒求人数が圧倒的に多いのは事実ですが、業種や職種、または会社の規模によっては高卒求人を行っていきたいとお考えの事業所も多いと思います。

しかし、実際は

  • 思うように人が集まらない
  • 試験すら受けに来てくれない
  • そもそも長らく大卒採用や中途採用を行って来たからそのノウハウがわからない

など、お困りの事も多いと思われます。

高校求人の倍率か高いと言うことは、それだけ他社も意欲的に採用活動を行っている証であり、情報を知っていると知らないとでは、採用計画、突き詰めていけば会社の成長や存続にすら多大な影響が出てきます。

具体的にはどうすればよいのか

前書きが長くなりましたが、実際に高卒求人を行おうとしたときに、効率と効果を求める、また優秀な人材を採用したいと考えるのは至極当然のことです。
以下では、高校の現場で感じた感想などを基に、高卒求人をお考えの企業、特に人事担当者の方に向けたアドバイスを行っていきたいと思います。

5月下旬か6月下旬に教師向けの説明を行いましょう

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高卒求人は、大卒や中途採用のそれとは違い、必ず高校とハローワークを通じて行います。

それまでに高卒求人を行ってこなかった企業の方は特に誤解されますが、インターネット求人に公開したから良し、ハローワークに届け出たから良し、ということは一切ありません。

なので、はじめに生徒に進路指導を行う教師に向けて、企業アピールを行う事が重要だと言えます。

 

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高校の先生がその企業を知っていれば、生徒に対する進路指導を行う際に優位にはたらく事は言うまでもありません。

 

採用予定や経営方針の決定時期によっては難しいかもしれませんが、実施時期については

5月下旬か6月下旬

が良いと思われます。できれば平日が望ましいでしょう。

 

理由は

これらの時期は、テスト期間中であることが多く、作問や採点等、テストに関わる業務があるため決して暇ではないのですが、それでも

普段と違い、授業がありません。

 

また、部活動も休みになっていることが多いので

物理的に、身体が空いている

ことが多いです。※代わりに会議を山ほど入れられますが・・・。

 

 

各高校に伺うでも、自社でまとめて行うでもよいが

企業の説明や、採用予定を伝える場は

  • 求人を出す予定の高校へ、直接伺うでも
  • どこかの会議室やホール、又は自社に呼んで行うでも

教師側がその企業に対して抱くイメージや印象にそう違いはありません。

 

ただし、学校外で実施されるような説明会の場合

出張の段取りを組まなくてはならないので、授業の変更や今後の予定を調整する手間が増えるため

敬遠されがち

になってしまうのは、事実です。

 

意外かもしれませんが授業の振り替えはかなり煩雑です。

授業を振り替える必要がある場合

  • 指導計画の変更等
  • 他の教員への負担や迷惑

等の理由により

積極的にしたい、と考える教師はいません。

 

むしろみな、変更した事によるしわ寄せを嫌います。

 

たくさんの高卒求人が送られてくる今の高校現場において

なじみが無いところだと、余計に、参加の必要性を感じられなくなるため、出席したいとは思えません。

仕事の状況にもよりますが、可能であるならば直接高校に出向いた方が無難と言えます。

 

また、来られても

進路指導を行っている部署の部長、副部長、その他それなりに進路指導力がある教師が授業中

であれば、当然

それ以外の教師

で対応する事になります。

 

要は、影響力の低い人が、話を聞くことになります。

 

そうなってしまうと、あなたがせっかく来てくれたのに、あなたが思っているような効果はほとんど期待できません。

直接話を聞く方が、印象に強く残るし、生徒へのアドバイスにも活かせるからです。

 

せっかく企業のアピールを行うのであれば

「聞く側の教師の都合を優先する」というところから、他社との違いが出てくると思ってください。

 

高校の教師が知りたいと思うこと

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企業の中には

「是非とも人が欲しいから来てください」とか「ウチはこんなにも魅力がある会社なのです」という

ガンガン攻めてくる

企業の採用担当社の方もいます。

 

まさに、ガンガンいこうぜ!の状態。

 

しかしその多くは、お願いばかりで

企業の熱量と反して教師の中では生徒に是非ともオススメしたいと思えるほどの企業だ、という印象は残りません。

 

営業と似ているかも知れませんね。

押せば良いというものでもありません。

高校の教師が知りたいと思う情報は概ね以下の通りです。

 

企業全体で3名の採用なのか、学校から1名の採用は確保なのか

 

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高卒求人は、大卒らのそれと違い、1人1社しか受けられません

よって教師も生徒も失敗を極力嫌います。

優秀な人材を集める事も重要な課題であることは当然理解できますので、門扉を広くしておきたいという気持ちもわかるのですが

学校側からすると

その企業を受けても受かりそうに無ければ、積極的に勧めるということはしにくくなります。

 

逆に「必ず1名は欲しい」と言われると、求人過多の今の時代

「難しいです。」

という答えしかでません。

 

一番魅力を感じるのは

本校の生徒を、優先的に採用選考してくれるのでは?

このことが教師に伝われば

その教師が生徒に伝える際、かなり好意的に伝えることができます

 

具体的に言えば

  • 【採用担当や会社役員が、本校出身又はゆかりのある人】
  • 【全体で3名の採用を考えていて、求人票を配っている学校数が3校であるということ】

などです。

 

教師が”この企業は堅い”という印象を持つと生徒にも勧めやすくなります。

そういった意味でも、長年採用いただいている企業なんかは、やはり生徒に勧めやすくなるというものです。

 

コミュニケーション能力を求める以外に、どんな能力を持った生徒を希望するのか

求める人材の資質として第一に挙げられることはコミュニケーション能力です。

これは高卒だろうと、大卒だろうと、中途採用だろうと、変わりなく求められることですね。やはり人事担当の方に、どのような生徒を希望していますか?と伺うと第一に挙げられます。

 

しかし、(18歳の高校生に)コミュニケーション能力が長けている人物はそうそういません。

ましてや昨今の高校生は、特に目上の方に対して率先的にコミュニケーションをはかることを不得手としている人が非常に多いです。

そこで、

「コミュニケーション能力はもちろんなのですが、〇〇に長けている人物だとうれしいですね。」

と伝えてみましょう。

〇〇に入るのは、例えばリーダシップを発揮できるなど、その絶対数が少ないであろう事柄よりも、【3年間の欠席数が1,2日以下の生徒】だとか【3年生になるにつれて成績が向上しているような生徒】のように

学校生活に絡んだ、該当する生徒がそれなりにいるであろう、具体的な内容だと良い

と言えます。

 

教師が悩むのは、成績上位よりも中位辺りにいる生徒の進路

生徒がどこの会社を受けるか、を決めるのは

成績上位(学習面及び生活面の両面で上位という意味)の生徒から順番におこなっていきます。

そうしないと、成績下位の生徒にとって不利にはたらくことがあるからです。

ある生徒が「受けたい!」と思った会社があったとして、後から【成績上位の生徒】が「受けたい!」と手を挙げた場合

学校にもよるでしょうが、ほとんどの学校で

後から来た成績上位の生徒にその会社を受けさせます。

 

ようは、早い者勝ちではないということです。

(2次採用からは、早い者勝ちになるのですが・・・。)

ポイントは成績上位の生徒から順番に決めていく、と言うところです。

 

現場で悩んだのが、トップの生徒でもボトムの生徒でもありません。

1クラス内の上から数えて8番目~18番目に来るような生徒の進路先、これに苦労します

 

「出来るだけ早く決定していかなくては、下の生徒達に対する指導が出来ない。」

という事に加え

中位にいる生徒達は

「自分で自分の進路先を見いだしていく。」ということを苦手とするので

教師の手が、それなりにかかります。

 

言い換えれば

中盤にいる生徒達は、生徒へ教師のアドバイスが行き届きやすく、成績上位の生徒と比べて教師のアドバイスが活きやすい

ということです。

 

このあたりにいる生徒は

  • 欠席はそんなに多くない
  • 1、2年生の頃よりは成績を上げているがトップを狙うほど伸びてもいない
  • または、現状を維持している
  • 基本的な能力になんら問題は無い

とった生徒が多いです。

是非ここあたりの生徒を、推薦してもらえるようなアピールをしていきましょう。

まとめ

思うように高卒求人がはかどらない場合は

  • 高卒求人は1人1社のため、手堅ければ手堅いほど受験しようと思える。
  • クラス内の成績が、中の下~中の上の生徒にターゲットを絞る

このようなところを意識して、まずは生徒に直接はたらきかける教師に対して、企業のアピールをしてみましょう。

 

話すことが不得意ならば、教師向けに書いてはいますが、こちらが参考になると思いますよ。

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